鼻の中が腫れている、腫れて痛い
「鼻の中が腫れている」「鼻の中が痛む」などの症状でお困りでしたら、豊中市のしきな鼻クリニック千里へお気軽にご相談ください。このような症状が現れる原因は様々ですが、適切に診査・診断を行い、原因を追究したうえで最善の治療をご提供いたします。
つらい症状・気になる症状をそのままにしていると、普段の生活に支障を来す恐れがありますので、鼻の腫れ・痛みがある時は放置せずに一度当クリニックへご連絡ください。
鼻の中が腫れている場合の治し方(原因と治療法)
鼻の中が腫れていて痛みがあるような場合、次のような病気が考えられます。各病気の原因・治療法は次の通りです。
慢性鼻炎の場合
鼻の粘膜で炎症が起こった状態で、急性鼻炎が慢性化して起こります。慢性鼻炎になると鼻づまりや鼻水などの症状が現れるほか、鼻が腫れて痛みを感じるようになる場合があります。
内服薬や点鼻薬を処方するほか、ネブライザーを使った治療などで症状改善をはかります。
慢性鼻炎と鼻中隔弯曲症を合併している場合
慢性鼻炎だけでなく、鼻中隔弯曲症も合併していて症状が強い場合には、鼻中隔矯正術や粘膜下下鼻甲介骨切除術などの治療も検討されます。
アレルギー性鼻炎
花粉やハウスダスト、ダニなどの原因物質（アレルゲン）によりくしゃみ、鼻水、鼻づまりなどの症状が現れるものをアレルギー性鼻炎と言います。
このアレルギー性鼻炎が原因で鼻が腫れることがあり、検査によりアレルゲンを突き止めたうえで抗ヒスタミン剤や抗アレルギー剤、またステロイド点鼻薬などの薬物療法で治療します。重症のアレルギー性鼻炎の方に対しては手術療法を検討します。
副鼻腔炎の場合
鼻のまわりの骨にある副鼻腔という空洞で炎症が起こり、膿が溜まった状態です。粘度の高い鼻水が出たり、鼻がつまったりするほか、鼻の中が腫れて痛むようになる場合があります。
鼻汁の吸引や点鼻薬、ネブライザーなどの治療で鼻の中の炎症を抑え、鼻汁を除去して副鼻腔の膿を排出しやすくします。
鼻茸の場合
鼻茸とは鼻の中にできるポリープのことで、慢性副鼻腔炎の方によくみられます。副鼻腔などの粘膜が炎症により垂れ下がることででき、鼻の穴が狭くなることで鼻がつまったり、においを感じにくくなったりします。
薬物療法で鼻茸を小さくするほか、炎症が強かったり、鼻茸が大きかったりするような場合には手術も検討されます。
鼻の中が腫れているQ&A
数か月前から鼻がつまって、鼻の中も腫れており、耳鼻科で薬をもらって様子を見ていましたが、なかなか治りません…
一度診させていただかないと確定的なことは言えませんが、鼻中隔（左右の鼻を隔てる壁）が湾曲している場合、お薬を処方されても症状が改善されないことがあります。
詳しく検査して症状の原因を確認させていただきますので、「なかなか良くならない」とお困りでしたらお気軽に当クリニックへご相談ください。
鼻の中が腫れていて、できものができているような気がするのですが、鼻茸なのでしょうか？
鼻茸の可能性もありますが、下鼻甲介が見えている可能性もあります。下鼻甲介は鼻炎などにより大きく腫れることもあり、何か症状がある時はきちんと治療を受けることが大事です。
いずれにしても、当クリニックへご連絡いただけましたら、鼻茸かどうかきちんと診断いたしますので、まずは一度お気軽にご相談ください。
右側の鼻の中だけが腫れています。耳鼻科で鼻の吸引とネブライザーをしたのですが、まだ腫れがおさまりません。何か他に治療法はないのでしょうか？
まずは適切な診査・診断により原因を追究して、それに応じて治療方針を決定することが大事です。
鼻の吸引やネブライザーを受けても腫れが改善されないということでしたら、手術を検討する必要もあるかもしれません。
例えば強度の鼻中隔弯曲症により症状が起こっている場合には、手術により鼻中隔の湾曲を治す必要があるかもしれません。当クリニックへご相談いただけましたら、適切に診断して治療方法をご提案いたしますので、まずは一度ご連絡ください。
