鼻が乾燥している、鼻が痛い、鼻血が出る
何らかの要因により鼻内の粘膜が乾燥した状態を“鼻乾燥(ドライノーズ)”と言い、痛みや違和感、鼻出血などの症状をともなう場合があります。
気温の変化により一時的に乾燥してしまっているケースもありますが、ドライノーズは急性・慢性鼻炎、アレルギー性鼻炎、萎縮性鼻炎などの鼻の病気が原因で起こることもありますので、痛みや鼻出血などの症状が続くようでしたら、一度豊中市のしきな鼻クリニック千里へご相談ください。
こんな症状はありませんか?
- 鼻が乾燥している
- 鼻の奥が痛い
- 鼻の中がムズムズする
- 鼻をかんでも鼻水が出ない
- 鼻がよくつまる
- 鼻血が出る
このような症状がございましたら、お気軽に豊中市のしきな鼻クリニック千里へご相談ください。
鼻の乾燥の治し方(原因と治療法)
鼻が乾燥している場合、次のような病気が原因かもしれません。各病気の内容と治療法は次の通りです。
急性鼻炎の場合
主に細菌・ウイルス感染が原因で、鼻の粘膜炎症が起こった状態です。急性鼻炎により鼻の乾燥が起こっている場合には、まずは鼻洗浄などで鼻内の膿などを除去し、乾燥を改善して痛みなどの症状を抑えた上で、適切な治療を行います。
慢性鼻炎の場合
急性鼻炎が慢性化した状態で、鼻の粘液の分泌が低下して乾燥を起こすことがあります。それにより鼻の粘膜が傷つきやすくなり、鼻出血や細菌・ウイルス感染が起こりやすくなりますので、鼻洗浄とともに内服薬や点鼻薬の処方などで改善をはかります。
アレルギー性鼻炎の場合
花粉やハウスダスト、ダニなどの特定の原因物質(アレルゲン)を体内に取り入れることで起こるアレルギー症状です。検査によりアレルゲンを特定した上で、抗ヒスタミン剤(抗アレルギー剤)の内服やステロイド点鼻薬による治療を行います。重症のアレルギー性鼻炎の方に対しては手術療法を検討します。
萎縮性鼻炎の場合
慢性鼻炎の一種で、鼻の粘膜が萎縮して薄くなり、乾燥してしまいます。
鼻づまりに加えて「鼻がくさい」という症状をお感じになられた時は、萎縮性鼻炎の可能性が高いと言えます。
進行すると鼻腔に大量のかさぶたが付くようになるので、鼻洗浄や軟膏の塗布などでかさぶたの形成を減少していきます。
鼻の乾燥Q&A
鼻の乾燥状態を放っておくとどうなりますか?
鼻の粘膜が乾燥していると、細菌・ウイルスに感染しやすくなります。なので、ただの乾燥とお考えにならずにクリニックを受診して改善することが大事です。鼻の乾燥によりインフルエンザにかかることもあり、特に小さなお子さんやご高齢の方は重症化しやすいので注意しましょう。
鼻の乾燥対策にはどのようなことをすればいいですか?
鼻の乾燥を防ぐには保湿が大事です。マスクの着用や加湿器の使用、また意識的な水分補給などで乾燥を防ぐようにしましょう。また鼻の乾燥防止のための保湿スプレーなども市販されているので、こうしたものを活用するという方法もあります。
鼻の乾燥にはワセリンがいいと聞いたのですが…
鼻の乾燥を防ぐには保湿が大事で、ワセリンを直接塗ることで粘膜の保湿をはかることができますので、是非、お試しください。綿棒で鼻の中にワセリンを塗るだけなのでとても簡単です。